2010年11月29日

Good-bye maestro K

金森さん.jpg

浅原硝子で50年以上もガラスを吹き続けた大恩人。
エスローの師匠でもあります。

5年ほど前に引退し、グループホームで静かな余生をおくってました。

そのグループホームからの訃報。
2ヶ月くらい前から調子を崩し入院していたと。
ん〜、知らなかった。
お見舞いにも行けなかった。
 
23日にだびにふして、
疎遠だった親族と連絡がとれるまで、うちで遺骨を預かることに。

火葬場で最後の顔を見たときも、
焼かれた骨を拾うときも、
冷静でいられましたが、

K氏を連れて うちに帰って来て、

真っ先に工場に入り、

”Kさん、帰ってきたよ!"
"Kさんが使ってた道具もちゃんとあるよ!"
"Kさんに教えてもらったガラス吹き、今も続けてるよ! "
"KさんやMさんやTさんがやってた事、エスローが繋いでるよ!"

胸に抱いた 遺骨に語りかけながら
エスロー ぼろぼろ泣いてしまいました。

享年89歳。

84歳まで現役。 ありえねぇ。 超えられねぇ。

長生きしたね、Kさん。

あの世で みんなに 宜しく お伝え下さい。
エスローも あと 3〜40年したら 行きますから。
そん時に仲間に入れてもらえるよう頑張りますよ。

ありがとうございました。

安らかに お眠りください。


2008年3月16日の記事
〜maestro K〜
http://asahara-glass.sblo.jp/article/12567900.html?1291005869
posted by エスロー at 16:51| Comment(9) | other
この記事へのコメント
金森さん、お亡くなりになったのですね。
80を超してまで吹かれていたと言う話は、中司さんからうかがっていました。

そんな金森さんが、宰さんの胸に抱かれて工場に帰って来られたのなら、何よりでしょうね。
金森さんのスピリッツは、宰さんの中に受け継がれているのですから。

浮き玉の火を燈し続けてきた金森さんのご冥福を心よりお祈りします。
Posted by Shige at 2010年11月29日 20:42
私が初めて三代目を訪ねて伺った2006年、どこに声を掛けたらいいのだろうと入口辺りで躊躇していたら、奥の工房の方から出ていらしたのがK氏でした。小柄な体にぴったりのお洒落なお出掛けの格好で、手には刺し子の巾着袋をお持ちだったと記憶しています。
その後でお父様に先程K氏に会ったと言いましたら、今はホームで今日は来てきないと言われました。でも間違いなく…。ほっぺをまん丸に膨らませた写真を見ていますから間違いありません。もしかしたらあれは、ガラスの神様が私に会う機会を与えてくださったと今は思っています。できれば吹いていた頃のお話を伺いたかった…!
御冥福をお祈り致します。
Posted by のら at 2010年11月29日 21:18
この世とあの世、別の世界に分かれるも
技は繋がっていますね。
きっとエスローさんの志を喜んでおられると思います。

ご冥福をお祈りします。
Posted by ichi at 2010年11月29日 22:36
宰ちゃんからずっと話聞いてた

すごいよね。。
89歳まで匠の極み。。。
仕事人として人間として
やり続ける事の大切さを、また感じることが出来ました。

心からご冥福をお祈り申し上げます

Posted by 優桃 at 2010年11月30日 00:43
皆様、お悔やみのコメントありがとうございます!
きっと、K氏にも届いていると思います!

>Shigeさん
金森さん情報は のらさんから伝わっていたのですね!
いや〜、80過ぎても吹き続けるって、中々出来ることじゃないですよね。
自分は全く自信ありません。
でも、出来る限り 続けていきたいです。

>のらさん
K氏は2006年7月にグループホームに入所したそうです。
お洒落でしたよね〜。グループホームに遺品を取りに行った時、ハンガーにK氏のジャケットがずらり! それぞれの胸ポケットにはハンカチが!
刺し子の巾着袋もありました。中には腕時計が沢山!(形見に1個もらいました)
親父が知らないところででも工場の様子を見に来ていたんだと思います。
そんな人でした。
とても他人とは思えないくらい、うちと関係が深かった職人です。
K氏がいたからこそ 今の浅原硝子があるのです!

>ichiさん
あの世とこの世、繋がってますね!
技も 想いも 人という媒体を通して。
この後、どういう風に繋げていけるか!? がエスローに課せられた使命ですね!

>優桃ちゃん
あの小さい身体の どこに そんなパワーがあったのか?! 未だかって 謎です!
オレも それを 持ちたい! と切に思うのでした。

優桃ちゃんからも 沢山 学ばせてもらってますよ!
ありがとう!
Posted by がらすやエスロー at 2010年11月30日 19:45
お世話になります。
弊社にも年配の職人沢山いますが、本当にパワフルな人ばっかりですよ。
今の若い世代がそのお年になって同じように動けるとは思えませんもんね。
お互いに技術継承が必須な職業ですので、頑張って行きましょう。
この度はご愁傷様です。
Posted by おくむらるつぼ at 2010年12月03日 15:52
>おくむらるつぼさん
コメントありがとうございます!

仰るとおりです!
あーゆう 先輩職人達が 日本のモノ作りを支えてきたんですね〜!
どんどん楽になっていく世の中で 取り残されているかのようなモノ作りの厳しい世界。
今後、どうなっていくのか? どうあるべきなのか?
答え探しの旅は続きます!
頑張りましょう!
Posted by がらすやエスロー at 2010年12月03日 16:36



 勿論お会いした事無いですが、ブログを読んだだけで泣けてきました。


 もう涙腺ゆるゆるで困ったモンです・・・


 建設業界も、高齢の方にまだまだ支えられていますよ。


 今後どうなってしまうのでしょうか?


 浮き玉はエスローさん、フルくんの肩にかかっていますよ、頑張りましょうね。


 
Posted by Solus at 2010年12月03日 17:40
>Solusさん
泣かせてしまいましたね!
つか、一緒に泣いてくれてありがとうございマッスル。
建設業界もですか?

ほんとに 今後どうなっていくのでしょうか。

"自分に出来る事をやるだけ"だけではなく、
次の世代に繋げていく事を考えてるのですが、
現実は厳しい!!!
頑張りましょう!
Posted by がらすやエスロー at 2010年12月04日 18:39
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